【オリックス】吉田正が交流戦MVP 打率・397、3本塁打、10打点で初受賞

スポーツ報知
セ・パ交流戦MVPを獲得し、賞金200万円のボードを手に笑顔の吉田正

 オリックスの吉田正尚外野手(24)が22日、日本生命セ・パ交流戦MVPに選出された。

 勝ち越しリーグの勝率1位から選ばれる同賞。吉田正は期間中、打率3割9分7厘、3本塁打、10打点の好成績を残し、自身初タイトルを手にした。同賞を獲得し、日本生命保険相互会社から賞金200万円が贈られた。MVP獲得に「素直に嬉しいです。今まで交流戦に出れなくてテレビで見ているだけだった。セ・リーグとの試合はオープン戦しかなかったので、すごく新鮮な気持ちで楽しめた」と話した。

 賞金については「僕もさっき(MVPと)知らされたので。これから大事な3連戦もあるので」と使い道はオフに考える予定であることを明かした。

 交流戦3位の高打率に加え、先制打3本、同点打2本、勝ち越し打1本を放つなど中軸での活躍が評価されMVPに選出された。オリックスの同MVP選出は10年のTー岡田以来。

 吉田正は、前日21日の阪神戦(甲子園)で走塁の際に負傷し「右足関節捻挫 グレード1」の診断を受けた。この日、状態については「大事に至らず。大丈夫です」と話し、会見前には軽めのランニングやダッシュ、ティー打撃などを行い、患部の状態などを確認した。

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