【阪神】能見、通算100勝 8回救援、9回勝ち越しで虎11人目

スポーツ報知
8回から3番手で登板した能見は通算100勝目を挙げガッツポーズ

◆DeNA2―3阪神(28日・横浜)

 阪神・能見が8回から3番手で登板。1回を無失点に抑えて球団11人目の通算100勝を挙げた。

 8回2死一塁で筒香を「逃げずに腕を振ることだけを心がけた」と内角低め145キロ直球で見逃し三振。9回に味方が勝ち越し、2勝目が転がり込んだ。

 阪神ひと筋の39歳。巨人・杉内とは同じサウスポーとして刺激し合ってきた。12年にはシーズン最終戦で初回に2三振を奪ったところで降板し、杉内と最多奪三振のタイトルを分け合った。「何か、すみません」と翌日に杉内から電話があった。「ちょうど2個だったから、よかったよ」と優しく返したのも、敬意の表れだった。

 チームは5連敗からの3連勝で3位浮上。金本監督も「(能見は)130勝ぐらいしているイメージはあるけどね…」と喜んでいた。

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