【日本ハム】今季初先発の吉田、4回途中6失点でKO「結果がすべて」
スポーツ報知

◆日本ハム3―6オリックス(1日・札幌ドーム)
日本ハムの吉田侑樹投手(24)が、今季初先発のマウンドに立ったが4回途中6安打6失点(自責3)で途中交代となった。
初回は2安打を許しながら無失点スタートを切ったが、3回1死一塁から2番・福田に右中間を破る適時三塁打を浴びて先取点を許した。さらに2死三塁からは吉田正に左前へ運ばれ2点目を奪われた。
その後もリズムをつかめなかった。4回は先頭のマレーロに中前安打を許すと、次打者・安達のバントは捕手前へと転がった。捕手・清水が素早くつかんで二塁へ送球したが、これを遊撃・石井一が捕球ミス(記録は石井一の失策)して無死一、二塁とピンチが広がった。
その後1死一、二塁から若月の左前適時打で3点目。さらに2死一、三塁では、打者・福田の2球目に二塁を狙った一塁走者を刺そうとした清水の送球が悪送球となり、三塁走者が生還。吉田も福田に四球を与えたところで交代を告げられた。2番手・浦野も流れを止められず、結果的にこの回一挙4点を奪われて主導権を握られた。
チームは5点を追う7回にレアードの左越え15号2ランが飛び出すなど反撃したが、試合前半の失点が響いて2カードぶりのカード負け越し。悔しさの残る今季初先発となってしまった右腕は「調子自体は悪くはなかったんですが、です。早めに代わってしまい、申し訳ないです」とコメントした。