【日本ハム】先発再転向の有原、9日からのソフトバンク戦で先発復帰か

スポーツ報知
日本ハム・有原

 先発に再転向した日本ハムの有原航平投手(25)が、前半戦最終カードとなる9日からのソフトバンク2連戦(東京D)で先発復帰する可能性が2日、浮上した。

 今季は右肩炎症で開幕から出遅れたが、4月中旬に先発として復帰。先発7試合で4勝(2敗)を挙げたが、防御率6・38と本調子ではなく、5月29日に2軍降格した。その後、6月12日に抑えとして再昇格して2セーブを挙げたが、同29日に先発へ再転向するために出場選手登録を抹消されていた。

 右腕は1日のオリックス戦(札幌D)前の練習でブルペン入り。3日からのイースタン・リーグ、ロッテ2連戦(ロッテ浦和)で調整登板に臨む予定だ。栗山監督は「彼の野球人生のために」と、異例とも言える先発から守護神への転向を決意。今回の先発復帰登板は、指揮官の思いに応えるためのマウンドにもなる。チームは現在、首位・西武に1ゲーム差の2位。最高の形で前半戦を終えるため、有原が成長を投球で証明する。

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