【DeNA】筒香、2打席連続リプレー検証で本塁打逃す!?「まぁ仕方ないです」

スポーツ報知
3回、左翼線に打球を放つ筒香

◆巨人4―8DeNA(4日・東京ドーム)

 11安打8点とG投を打ち崩したDeNA。主砲の筒香が2打席続けてリプレー検証により今季20号を逃す“マイナス2発”判定にも負けず、貫禄の猛打賞をマークした。

 「入った?」ライナー性の打球が直撃した左翼ポール付近を見つめながら、筒香が思わずつぶやいたのは3回。1死一、三塁でフルカウントから巨人・田口の外角直球を巧みに弾き返した打球に、三塁塁審・川口の判定はファウル。しかし、ベンチを一歩出たラミレス監督がリクエストをする前に、審判団が集まってリプレー検証を決定。検証の結果、判定通りファウルとなった。入れば5年連続の20号だった悔しい当たり。それでも落ち着いて次のボールを選び満塁。ソトの2点適時打につなげた。

 続く5回にもまたまた微妙な大飛球。1死から田口のスライダーを高々と右中間へ運んだ。打球はグラウンドに跳ね返ってきたが、二塁塁審・山口は右手を回し本塁打判定。これも審判団の判断でリプレー検証をした結果、フェンス最上部に当たっており、二塁打に変更された。

 何とも不運な2打席連続の“逸弾”に「(連続リプレーは)初めてです。1本目は周りが『入った』って言ってたけど、自分では見えなかった。2本目は微妙だなと思ったけど、審判が手を回したんで…。まぁ仕方ないです」と試合後は苦笑い。それでも7回に右前打、9回にもダメ押しのきっかけを作る中前打で、6月10日の日本ハム戦(横浜)以来の1試合3安打に「勝ったのでよかったです」と満足そうだった。(星野 和明)

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