【楽天】則本、土砂降りの中で6回4失点も1か月半ぶり5勝目

スポーツ報知
土砂降りの中、6回4失点の粘投で5勝目を挙げた則本

◆楽天6―5ソフトバンク(5日・楽天生命パーク)

 先発した則本昂大投手(27)が、6回7安打4失点(自責3)で5月19日の日本ハム戦(札幌D)以来約1か月半ぶりとなる5勝目(8敗)を手にした。

 雨が降り、グラウンドもぬかるむ中、野手に大量点をもらっての白星に「野手の皆さんに感謝です。(球場の)コンディションは正直関係ない」と振り返った。

 初回に内川に先取点となる中前適時打を浴びたが、2回に味方打線が5点を奪い逆転。3点リードの6回には昨季までチームメートだった西田に2号2ランを浴びて1点差にまで詰め寄られたが、リードを守った。黒星が先行する苦しい状況が続くエースは「チームに迷惑をかけてきたので、自分の力で勝ちに導けるピッチングをしていきたい」と満足はなかった。

 平石監督代行は「色んな思いがあった中でよく投げてくれた。今日は勝ちがついたことが一番。フォークの使い方も今日は工夫していたと思う」とたたえていた。

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