【中日】ナゴヤDの中止に反応様々…00年に愛車水没の岩瀬「思い出したくない」

2018年7月6日19時8分  スポーツ報知
  • 大雨でヤクルトの用具運搬車が到着遅延となり、試合中止決定。中止を知らせる張り紙を見つめるファン

 ◆中日―ヤクルト=中止=(6日・ナゴヤドーム)

 試合は西日本を中心とする記録的な豪雨の影響で、ヤクルトの用具運搬車の名古屋到着が遅延したため、開門前の午後3時45分に中止が決定した。

 用具が届かないことが理由でプロ野球が中止になるのは、1979年7月13日の日本ハム―南海戦(後楽園)以来2例目。この時は、東名高速の日本坂トンネル火災の影響で、南海の用具を積んだトラックが到着しなかった。ナゴヤドームでの中止は、選手会のストライキで開催されなかった2004年9月18、19日の中日―巨人戦以来4例目だ。

 ドーム球場の中止という珍事に、若手選手は「信じられない」「むしろ宝くじに当たったみたい」と驚きの声。森繁和監督(63)も「(中止は)よめない。あしたから頑張ります」と、つぶやくしかなかった。公式チアリーディングチーム「チアドラゴンズ」のメンバーも「お給料はどうなるかって? 私が聞きたいです!」と首をかしげていたが、ベテラン勢は平然としていた。

 松坂大輔投手(37)は「今までも経験あるんで」とサバサバした表情。いずれも台風の影響で中止になった西武時代の01年8月22日の日本ハム戦(西武ドーム)や、04年9月7日の近鉄戦(大阪ドーム)を振り返っていた。

 00年9月12日の東海豪雨で中止になった広島戦(ナゴヤドーム)を思い出したのは、岩瀬仁紀投手(43)だ。なぜかチームで唯一、同ドームの駐車場に駐車していた愛車が水没する不運に見舞われた。「天災は仕方ないけどね。その話、思い出したくないよ」と苦笑いを浮かべていた。

 荒木雅博内野手(40)は「00年はファームだったけど、97年は1軍にいた」と、台風のため交通機関の乱れに配慮して中止になった97年7月26日の巨人戦(同)を回顧。「屋根がついてるのに中止になることもあるんだ」と不思議に感じたという。

 今回の中止については「こんなに雨が降っているのに野球をやっていいのかどうか。(ヤクルトの用具を積んだ)トラックを運転されてる方も大変だし、避難している方もいっぱいいる。(開始時刻を遅らせて)お客さんが来たとしても、帰りの足がね。いい判断だと思いますよ」。16年の熊本地震で故郷が被災しているだけに、被害に遭った人々に思いを巡らせていた。

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