【ロッテ】ボルシンガー、6月5戦5勝で初の月間MVP 角中とチーム21年ぶり同時受賞

スポーツ報知
6月度の「日本生命月間MVP賞」を受賞した角中(左)とボルシンガー

 セ・パ両リーグは9日、6月度の「日本生命月間MVP賞」を発表し、パはロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)と角中勝也外野手(31)がそろって初めて選ばれた。チームの同時受賞は1997年の河本之投手、小坂誠内野手以来、21年ぶりの快挙となった。

 来日1年目のボルシンガーはここまでリーグトップの11勝を挙げるなど好調をキープ。特に6月は5戦5勝、防御率2・31と安定感抜群の投球でチームを支えた助っ人右腕は「名誉で大変光栄なこと、6月はしっかりとした投球ができて白星が先行できた。引き続き良い投球をしていきたい」と笑顔を見せた。

 6月17日の巨人戦(ZOZO)では来日初完投初完封。23日の西武戦(ZOZO)では雨中で5回3失点と厳しいマウンドとなったが、井上の逆転満弾で勝ちがつく運もあった。この2試合を「特別なもの」と位置づけた。同27日にはローレン夫人との間に長男・ルークくんも誕生するなど、忘れられない月になった。

 好結果をもたらせたのには打線にも支えられた。「野球というのは良い結果が出る時もあれば、結果が出ない時もある。6月は自分の試合で点を取ってくれた。それに尽きる」と野手陣に感謝した。

 7月最初の試合となった7日の日本ハム戦でも6回途中1失点にまとめ連勝は10まで伸びた。「先は長い。どこかで勝ちがつかない時もあるかもしれないけど、(そういう時に)良かった時を思い出して、みんなで一丸となって戦い、CS出場はもちろん、優勝を目指して頑張っていきたい」と、後半戦に向けて力強く意気込みを語った。

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