斉藤コミッショナー、オリックス誤審問題に「野球協約だけでジャッジできない面がある」

スポーツ報知
オーナー会議を終えて会見する斉藤コミッショナー(左)と議長の中日・白井オーナー

 プロ野球オーナー会議が11日行われ、オリックスが提訴した誤審問題について、斉藤コミッショナーが初めて言及した。「深く検討しなければいけない内容が、たくさんあると思う。単純に過去のケースや今の野球協約だけでジャッジできない面がある。少し時間をかけて検討したい」。オーナー会議後には、裁定に向け、顧問弁護士らを交えた話し合いを行った。会議では審判員の技術向上を求める声も出た。

 〇…オーナー会議では、検討内容としてサッカーやラグビーでみられるプロ、アマを交えた「競技者登録システム」の構築が報告された。NPBでは全日本野球協会(BFJ)と軟式から少年、高校、大学、社会人、プロの選手データを登録するシステム作成について議論を進める。また、スポーツ振興くじの対象にプロ野球を加える「野球くじ」について、議長の中日・白井オーナーは「課題解決には至らず、見送りという報告を受けた」と説明した。

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