【阪神】岩貞、地元・熊本での球宴2回2失点「マウンドから見るここの景色は変わらないな」

スポーツ報知
力投する岩貞(カメラ・矢口 亨)

◆マイナビオールスターゲーム2018第2戦 全セ―全パ(14日・熊本)

  2度目の球宴出場の阪神・岩貞祐太投手(26)が、4回から3番手で登板。地元・熊本のマウンドに凱旋(がいせん)したが、2回5安打2失点とホロ苦い結果となった。

 4回1死から2安打を浴びながらも、中村晃を投ゴロ併殺。無失点で切り抜けた。しかし5回、先頭の松田に左越え二塁打を打たれ出塁を許すと、左翼バレンティンが打球処理をもたつく間に三塁へ。その後、源田、甲斐に連続適時打を浴び先制を許した。「高校3年以来のこのマウンドで失点してしまい悔しかったですが、大勢の熊本の方の前で投げることが出来て本当に幸せでした。震災がありましたけど、マウンドから見るここの景色は変わらないなという思いで投げました。これからも熊本のために熊本出身のプロ野球選手として頑張っていきたいです」と左腕。必由館高時代、熊本工高に敗れ最後の夏を迎えた藤崎台球場。快投をみせることはできなかったが、地元ファンから大歓声が送られた。

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