【球宴】DeNA・筒香、ヤクルト・バレに勝った HRダービー優勝

スポーツ報知
ホームランダービーで優勝した筒香(右)は、投手を務めたロペスと笑顔を見せる

◆マイナビオールスターゲーム2018第2戦 全セ1―5全パ(14日・熊本)

 DeNA・筒香が2試合を通じたトーナメントで行われるホームラン競争で優勝した。13日に日本ハム・中田とオリックス・吉田正を連破し、この日は決勝戦でヤクルト・バレンティンに8―7で勝利。賞金100万円が贈られた。

 本番は無安打に終わっても、試合前から華やかに盛り上げた。セ・リーグの本塁打王争いでも19本塁打でトップを走っている大砲2人。5連発を含む後攻・バレンティンの猛追をかわし「素晴らしい打者の方々が多く、優勝できると思ってもいなかった。うれしいです」と控えめに喜んだ。

 3分の打ちっ放し方式。前夜は京セラDで9本、14本と放り込み、この日は8本。第1戦の3年連続球宴弾と合わせ、2日間で計32本のアーチを運んだ。

 4年連続4度目の出場。常連になったオールスターは「票を入れてくださった一人ひとりにお礼を言いたいぐらいです」と初心に帰らせてくれる場所でもある。「熊本で大きな震災があって、今でも苦しんでおられる方がたくさんいる。僕たちには想像もできないような思いをされている。ここでプレーできて、本当によかったと思います」。DeNAだけでなく、日本の4番も任される26歳。謙虚に、真っすぐに、まだまだ駆け上がる。(長田 亨)

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