【中日】笠原、17日C戦で今季ナゴヤD初先発へ…「自分の投球」で1勝目だ

スポーツ報知
投内連係の練習で本塁に送球する笠原

 中日の笠原祥太郎投手(23)が15日、本拠地での今季初登板初勝利を誓った。ナゴヤドームで全体練習に参加。17日の広島戦(同)で先発する可能性が高い2年目左腕も、キャッチボールなどで念入りに調整した。

 今季は10試合に登板(うち先発7試合)しているが、なぜか本拠地のマウンドは一度も踏んでいない。ルーキーイヤーの昨季はナゴヤドームで9試合に登板(うち先発3試合)し、1勝1敗、防御率2・57。9月18日の巨人戦で8回無失点と好投し、現時点でプロ唯一の勝利を挙げるなど、ホームアドバンテージの恩恵を受けていただけに、「早くナゴヤドームで投げたいですね」と胸の高鳴りが止まらない様子だった。

 新潟医療福祉大から2016年ドラフト4位で入団し、新潟県の大学から直接NPB入りした初の選手となった。140キロ台の直球と、直球と同じフォームから繰り出すチェンジアップを武器に打者を翻弄する投球スタイル。昨季途中まで投手コーチを務めた友利結国際渉外担当(50)からも「今季はブレイク必至。一番の成長株になる」と期待を寄せられている。

 「前半戦は1勝もできなかった(2敗)。勝ちは意識したらダメですが、自分の投球で勝ちがつけばいい」と笠原。チームが本拠地で広島に5勝1敗と相性がいいことも追い風に、ウィニングボールを手にしてみせる。

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