【日本ハム】中田、移籍後初先発杉浦に初回援護2ラン

スポーツ報知
1回1死三塁、中田が左越えに18号2ランを放つ

◆日本ハム3―2ソフトバンク(21日・札幌ドーム)

 日本ハムの中田翔内野手(29)が21日のソフトバンク戦(札幌D)で18号2ランを放ち、移籍後初先発の杉浦稔大(26)を援護。3―2の勝利を引き寄せた。

 1点を先制した初回1死三塁。中田は摂津の138キロの直球を振り抜いた。「とにかく積極的に行こうと思っていた」。守っては7回に一塁後方のファウルフライを背走から好捕。今季から主将を務める背番号6は「たった3点でどうかなって思ったけど、いい意味で、それを裏切る最高のピッチング。野手も守りやすかった」と新戦力を歓迎した。

 球宴で死球を受けた左肘をエルボーガードで保護しながらの打席が続いている。「次、当たったらやばい。シャレにならないから。違和感あるから付けたくないけど」。痛みを抱えながらも、攻守で大車輪の活躍。テーピングで患部を圧迫して出場を続ける主将を、栗山監督は「いろんな体のことはあるけど、翔が集中した時っていうのは本当にいい選手だよね」と絶賛した。(秦 雄太郎)

野球

×