【中日】神宮7連敗で借金最多10…泣きっ面にアルモンテ抹消、モヤ負傷交代

スポーツ報知

◆ヤクルト5―4中日(22日・神宮)

 中日が3夜連続の逆転負けで、借金は今季最多の10に膨らんだ。鬼門の神宮では、泥沼の7連敗となった。

 チーム状態が下降線を描くと同時に、外国人に故障が相次いだ。ソイロ・アルモンテ外野手(29)が21日の同カードで空振り三振した際に故障したため、この日に登録抹消された。代わってこの日「6番・右翼」で先発出場したスティーブン・モヤ外野手(26)は2打席連続本塁打を放つ活躍を見せながら、8回の打席でファウルした際に右手を痛めて交代した。

 試合後、モヤは右手をアイシングした状態で引き上げ、「あの(負傷した)スイングまではパーフェクトだった。何が起こったか分からない。重症でないことを願っている」と厳しい表情。森繁和監督(63)は「いるもんでやるしかないでしょ」と、ため息をついた。

 米国人右腕のジーは右手の血行障害で帰国。今季中の復帰は微妙だ。R・マルティネスもキューバ代表に招集されたこともあって、6月5日のロッテ戦(ナゴヤドーム)以降は1軍登板なし。一方で、ガルシアが10勝。ビシエドも主砲としとの役割を十分に果たしている。

 また、中日はこの日、新外国人のジョエリー・ロドリゲス投手(26)=オリオールズ3Aノーフォーク=の獲得を発表した。21日は祖父江、鈴木博が崩れて逆転負け。この日も又吉が8回、山田哲に勝ち越しソロを献上するなど、ブルペン陣の不安定ぶりが、リーグ最多の今季21度目の逆転負けを喫する主因になっている。悲願のAクラス入りへ、アルモンテ、モヤが軽症であることと、中継ぎタイプ左腕のロドリゲスが戦力になり得ることが、重要な鍵になりそうだ。

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