【西武】山川穂高、東京五輪に「出たい」

スポーツ報知
山川

 西武の山川穂高内野手(26)が23日、2年後の7月24日に開幕する東京五輪への出場を志願した。「もし2年後、自分に日の丸を背負う覚悟が備わっていたら、出場したいと思っています」と言い切った。

 3月には侍ジャパンの招集を受けていたが、オープン戦中の不振もあり、チームでのレギュラー奪取を優先して辞退した。6月8日の巨人戦(東京D)では視察に訪れた稲葉監督から侍ジャパンへの意思確認を受け「入れていただければ光栄です」と伝えた。それに対し指揮官は「シーズンが一番大事だけど、ジャパンに入りたいという気持ちが分かっただけでもありがたい」と前向きに捉えていた。昨年11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」にはオーバーエージ枠で出場。稲葉ジャパン初陣の4番を担い、監督の信頼も厚い。

 簡単な道のりではないことは分かっている。「五輪の舞台は本当の覚悟がないと立てない場所」。今季ここまで全84試合に4番で出場しリーグ2冠の26本塁打、77打点で打率は2割8分2厘と好調をキープしている。

 「ここからの2年は、まずシーズンにしっかり集中して結果を出すのが自分の仕事」と山川。一戦一戦、目先の試合に全力を尽くす。その先に、28歳で日の丸に袖を通す夢の舞台が待っている。(小林 圭太)

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