【広島】会沢、虎の自力Vも消す…最短27日にM点灯

スポーツ報知
会沢

 22日に巨人の自力優勝の可能性を消滅させた広島が、次は虎の逆転Vへの望みを打ち砕く。24日からの阪神3連戦(甲子園)で3連勝すれば、阪神の自力優勝が消滅。22日の巨人戦で決勝2点打を放った会沢翼捕手(30)は23日、敵地へと移動し。球団捕手では初となる2度目の2ケタ本塁打へ意欲を見せた。

 シーズン10発以上の捕手は1953年の門前真佐人(12本)、76年の水沼四郎(11本)、09年の石原(10本)、14年の会沢(10本)の4人。現在9本の会沢は、歴代最多の12本超えも視界に入る。「記録は知らなかった。勝負にいった結果が本塁打になれば」と言葉に力を込めた。

 規定打席には届いていないが、打率3割3分5厘は首位打者の丸(3割3分2厘)以上。「打席で一喜一憂しなくなったことが一番大きい」と冷静なバッティングが赤ヘル打線を支えている。阪神に3連勝した先には、最短で27日にマジック46か47が点灯する。(種村 亮)

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