【ロッテ】井口監督、平沢を1番固定の方針「選球眼もいいんでね」

スポーツ報知
ロッテ・平沢

 ロッテ・井口資仁監督(43)が25日、上位浮上に向け「1番・平沢」固定の方針を示した。故障離脱中の荻野に代わって、これまでに藤岡裕も試したが、「大河の方が出塁率がいい。選球眼もある。粘って粘って塁に出るタイプなので、今の調子であれば大河でいいと思ってます」と説明。出塁率3割5分4厘の15年ドラ1に託すことを決めた。

 前日25日のソフトバンク戦(京セラD)は延長戦ではパ・リーグ歴代3番目の長時間となる5時間45分の死闘。引き分けに終わったが、平沢は6回と11回に適時打を放つなど2安打3打点をマーク。得点圏打率は3割5分5厘と勝負強さを発揮した。

 15戦連続スタメンの期待に応える活躍に指揮官は「ずっと使ってきて、いいところで打ちますし、選球眼もいいんでね。小技もできるし、このまま成績を出し続けてレギュラー取ってほしいなという思いはある」と定位置奪取を期待。本職は内野手だが、「肩もいいし、外野手と言ってもいい。それに近いくらいの動きはしてくれている。継続してやってチャンスがあれば内野に戻ってくればいいし、チャンスを抱えながらやっていけばいい」と今後も内野と併用するつもりだ。

 26日の同カード(ヤフオクD)に向けて新幹線で移動した平沢は「試合に出られればいい。(この先も)結果を出せればいいと思います」と力強く応じ、「満足せずにやっていきたい」と続けた。つかみかけている右翼の座を、不動のものとする。(長井 毅)

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