【中日】ガルシア、また被弾…相性悪い“鬼はソト”「弱点が見つからない」

スポーツ報知
5回無死一、二塁、ソト(左)に逆転の3ランを打たれ、ガルシアはマウンドでがっくり(カメラ・朝田 秀司)

◆中日3―4DeNA(25日・ナゴヤドーム)

 中日がここ5試合で4度目の逆転負けを喫し、借金は今季最多の10に逆戻りした。

 チームの勝ち頭、オネルキ・ガルシア投手(28)が先発したが6回4失点で5敗目(10勝)。ここまで3戦3勝だった水曜日の先発で初黒星を喫した。防御率は2・47でリーグトップを維持したが「状態は良かったし、何とかしようとしたが…」とガックリだ。

 またソトにやられた。1点リードの5回無死一、二塁から外角低めのチェンジアップをバックスクリーン右に運ばれる逆転3ランを浴びた。前回、6月23日のナゴヤドームでも低め直球を右翼ポール際に叩き込まれるなど3打数3安打。これで通算5打数4安打2本塁打5打点の打率8割だ。まさに“鬼はソト”という相性の悪さに「前回の球も悪くなかった。弱点が見つからないんだ…」と頭を抱えた。

 森繁和監督(63)も「あの3ランが痛かった。きのう(24日)も(梶谷に)3ランを打たれたが、立ち上がりの2回だったから、1点ずつ取り返すことができた。でも中盤の5回だとな」とボヤキ節だった。

 ちなみに、ガルシアの被弾は、規定投球回に達した投手では阪神・メッセンジャー(5本)の次に少ない今季6本目。5本目は6月23日のソトだったが、4本目も同月16日の西武戦(メットライフ)で外崎から。“ソト”や“外”が難敵だ。

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