【中日】ロドリゲス、2軍戦で3者凡退デビュー「勝利に貢献したい」

スポーツ報知
2軍戦で来日初登板したロドリゲス

◆ウエスタン・リーグ 中日3―5オリックス(26日・ナゴヤドーム)

 中日の新外国人、ジョエリー・ロドリゲス投手(26)=3Aノーフォーク=が26日、2軍のオリックス戦で来日初登板を果たした。8回の1イニングを3者凡退に抑え、上々のデビューを飾った。

 名前がコールされると、熱心なファンで埋まったスタンドからどよめきが湧き起こった。打者に背中を見せるように体をひねってから、スリークオーターで豪快に投げ込むのが助っ人左腕の投球フォーム。先頭の縞田を直球2球で二ゴロに打ち取ると、続く岡崎を遊ゴロ。吉田雄の初球には、この日の最速の149キロを外角低めに決め、フルカウントから低めのスライダーで二ゴロに料理した。

 3者全てを内野ゴロに仕留めた11球の圧巻投球。「1週間ぶり(実際は米国時間13日以来)の投球で149キロが出たのは良かった。もうちょっと投げていけば、さらに球速が上がると思う」。最速156キロ左腕はさらなる剛速球の披露を予告した。

 22日に来日し、24日に2軍練習に合流し、25日には1軍練習に参加。この日の朝に就労ビザを取得したばかりで即登板。時差ボケが治りきってないなかで、27日からの東京遠征(巨人3連戦=東京ドーム)に帯同する可能性がある。

 森監督は「7、8回を任せるのが理想」とセットアッパーとして期待しているが「(シーズン終了まで)あと何か月もないので、同点でもいかせますよ」と大車輪の起用を予告。ドミニカン左腕は「監督にそう言ってもらえるのはうれしい。任されたところでチームの勝利に貢献したい」と気合を込めた。

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