【DeNA】ラミレス監督、5回のピンチで“苦渋の決断”

スポーツ報知
5回途中からマウンドに上がった武藤

 中日戦に勝利し、後半戦初のカード勝ち越しを決めたDeNA・ラミレス監督(43)が26日、勝利をもぎとった苦渋の決断を明かした。

 指揮官が頭を悩ませたのはのは5回裏。先発・平良の交代のタイミングだった。2点リードで迎えたこの回、簡単に2死を取り、ビシエドに中前安打。続く平田にセンターオーバーの適時三塁打を許し1点差に迫られた。

 平良の今季2勝目まではあと一人。球数も81球と少なかった。しかし、流れは中日に傾いていた。ここで指揮官は平良に代え、武藤をマウンドに送った。右腕が藤井を二ゴロに抑え、そのままリードを保ち、救援陣が0封で勝利した。

 ラミレス監督は「すごくタフな決断を迫られた。あと1死で(平良に)勝ってもらいたいとも思ったんだけど…。非常に難しい決断だった」と説明。それでも「武藤がアウトを取って勢いを止めてくれた。非常にいい仕事をしてくれた」と自らの決断に応えた中継ぎ右腕を絶賛した。

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