【西武】森がサヨナラ打!2試合連続延長サヨナラ勝ちで貯金今季最多タイ16

スポーツ報知

◆西武2×―1オリックス=延長10回=(26日・メットライフドーム)

 熱帯夜のメットライフドーム。ウォーターシャワーが最高に気持ち良かった。歓喜の輪の中心にいたのは、森だった。「水がすごい冷たかったです…」と照れ笑いを浮かべた。延長10回1死二塁。9番・炭谷に代わり、代打で登場。守護神・増井の外角低めに落ちるフォークに手を伸ばした。バットの先に当たった打球は、右中間を抜けた。「(バットの)先だったけど、外野が前進してたので、何とか越えてくれるかな、と」。自身今季2度目のサヨナラ打で、2試合連続の延長サヨナラ勝ち。チームを4連勝に導き、貯金は今季最多タイの16だ。

 この日は、ベンチスタートとなったが「接戦になると思っていたので後半いつでもいけるように準備していました」。6回あたりから体作りを始め、素振りでフルスイング。“戦闘態勢”を整えた。起用した辻監督の読みも見事に的中した。「『前回(4月18日)の森のサヨナラは右中間に抜けたから今日も抜けないかな』なんて話していたら本当に抜けていったよ」と笑った。

 27日には、春夏連覇を狙う母校・大阪桐蔭が北大阪大会の準決勝で履正社と対戦する。自身も2年の時に甲子園で春夏連覇を経験した。「甲子園には行くもんやと思っている。がんばってほしいですね」と森。先輩からのエールの一打は、後輩たちへ届いたはずだ。(小林 圭太)

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