【オリックス】岩本、ＮＰＢ復帰後初登板「緊張しました」

◆日本ハム１３―２オリックス（２７日・札幌ドーム）

　今季途中からオリックスに加入した岩本輝投手（２５）が２―１３の８回にＮＰＢ復帰後初登板し、３者凡退に抑えた。ＢＣ福井で約１年半過ごした右腕にとって、１軍公式戦登板は阪神時代の１５年８月１５日・ヤクルト戦（神宮）以来、１０７７日ぶり。「緊張しました。結果、３者凡退に抑えられて良かった」と振り返った。

　登板では最速１４８キロをマーク。石井一、レアード、渡辺を凡打に打ち取った。新加入した岩本の投球に福良監督も「コントロールも良くて真っすぐに力があった。楽しみじゃないですか」と期待を寄せた。

　◆岩本　輝（いわもと・あきら）１９９２年１０月２１日、山口県防府市生まれ。２５歳。南陽工ではエースとして１年秋から活躍。甲子園には２年春、３年夏に出場し、２年春はベスト８。２０１０年ドラフト４位で阪神入り。ＮＰＢ６年間で２１試合に登板し４勝２敗、防御率２・６４。１６年オフに自由契約となり、１７年からＢＣ福井に入団。１８１センチ、８４キロ。右投左打。