【楽天】則本、剛速球は封印も「ここにいるからにはしっかり投げたい」

スポーツ報知
キャッチボールをする則本

 31日のオリックス戦(京セラD)で先発する楽天・則本昂大投手(27)が30日、大阪市此花区の舞洲バファローズスタジアムでキャッチボールやランニングなどを行って最終調整をした。

 これまで後半戦に登板した2試合は右肘の不安もあって、150キロ超の剛速球は封印。100球ほどの球数制限も設けられて、制球重視のピッチングスタイルを見せていた。調子は上向きで、制限も緩和される見込みとあって「上向き? じゃないとここ(1軍)にはいない。投げられないなら自分で言う。ここにいるからにはしっかり投げたい」と力強く言い切った。

 前回オリックスと対戦した5月12日(京セラD)では1安打完封と完璧に近い投球を見せた則本。今季2勝負け無しと好相性の相手との戦いへ「一発を警戒しながら、無駄なランナーを出さないようにしたい」と気を引き締め直した。

 5位・オリックスとは4・5ゲーム差。2戦目は古川、3戦目は美馬を投入して最下位脱出の足固めを狙う。

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