【中日】松坂、８月１日の阪神戦で復帰

　中日・松坂大輔投手（３７）が８月１日の阪神戦（ナゴヤＤ）で先発として復帰登板することが３０日、決定的となった。

　右腕はこの日、東京からの移動後にナゴヤ球場で汗を流し、「万全かは分からないけど、チームが勝てるよう、ゲームをしっかりつくれるように」と静かに闘志を燃やした。

　松坂は６月１７日の西武戦（メットライフ）で予定されていた先発を、背中のけいれんで当日に回避。今月１３日のオールスター第１戦（京セラＤ）で先発として１イニングを投げたが、公式戦ではまだ復帰していない。球宴後は先発ローテの都合もあって復帰を急がず、慎重に調整。この日は森繁和監督（６３）らが見守る中でダッシュやキャッチボールを精力的に行い、久々のマウンドに備えた。勝崎コンディショニングコーチも「背中は問題ない」と太鼓判を押した。

　また左手首痛で２２日に出場選手登録を抹消されたアルモンテは、３１日のウエスタン・阪神戦（ナゴヤ）での実戦復帰が決定。松坂と同じく来月１日の昇格が濃厚となり、「手首はだいぶよくなった。あとはコンディションだね」と意気込んだ。異常がなければ、最短１０日間での１軍復帰となりそうだ。（嶋田　直人）