【楽天】茂木、304打席ぶり適時打 オリックスに逆転勝ち

スポーツ報知
2回2死二、三塁、茂木が先制の左中間2点適時二塁打を放つ

◆オリックス4―6楽天(31日・京セラドーム大阪)

 パ・リーグ最下位の楽天が、2点を追う8回に4安打を集めて4点を奪って逆転に成功し、オリックスに競り勝った。

 2回に茂木の304打席ぶりの適時打となる2点適時二塁打で先制した楽天。だが先発・則本が踏ん張りきれずに6回に逆転を許し6回8安打4失点で降板し、追いかける展開となった。すると8回にオリックス4番手・吉田一に襲いかかり4安打を集めて4得点。今江の押し出し死球などで追いつくと、無死満塁から銀次が勝ち越しの2点適時二塁打を放った。

 終盤に粘りを見せての逆転勝ちに平石監督代行は「本当に見事だったと思う。最後はよく粘ってくれたと思う」と絶賛。久々にチャンスで結果を残し2安打3打点の茂木が「勝ちに少しでも貢献出来てよかった。逆転できたのはすごくいいことだと思う。みんな諦めずにどこからでも点を取れる」と言えば、勝ち越し打の銀次も「取れるときに点を取れるのはすごくいいこと。みんな積極性も出てきている」と声を弾ませた。

 後半戦は10勝2敗。7月も12勝7敗と貯金を作って締めくくり、5位・オリックスとの差も3・5ゲームと縮まり、CS進出圏内となる3位との差も5・5ゲームと射程になって来た。

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