【日本ハム】凱旋登板の杉浦3回途中KO

スポーツ報知

◆日本ハム―ロッテ(1日・帯広)

 帯広市出身で凱旋登板となった日本ハムの杉浦稔大投手(26)が3回途中でKOされた。

 杉浦は悔しそうにマウンドを降りた。2―1とリードを許す3回2死一塁。3番・中村に対しカウント2―1からクイックで投じたカーブが甘く入った。打球は日本ハムファンでパンパンに埋まった左翼席中段へ。ベンチから出てくる栗山監督が、自らの交代を告げたと悟ると額の汗をそっとぬぐった。54球の短すぎる凱旋登板になってしまった。

 1回は無失点で立ち上がった。その裏に中田の適時打で先取点をもらったがリズムに乗りきれない。2回は2死一、二塁から、8番・鈴木に右中間を破る2点滴時打を許した。両親や、妻で元モーニング娘。の紺野あさ美さん(31)、17年9月に誕生した長女もスタンドで観戦したが、白星を届けることはできなかった。

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