【楽天】平石監督代行、同学年の村田修一に「最後までシュウらしくやって欲しい」

スポーツ報知

 前巨人で、ルートイン独立リーグ・栃木ゴールデンブレーブス(BC栃木)の村田修一内野手(37)が1日、栃木・小山市内で会見を行った。NPBの登録期限である7月31日を過ぎても、復帰は叶わず、来季は現状でNPB復帰を目指さないという意向を示した。

 楽天・平石洋介監督代行(38)は、村田と同学年で「松坂世代」の1人。村田が日大、平石監督代行が同志社大でプロ入りを目指していた02年の8月にはイタリアで行われた第1回世界大学野球選手権大会の日本代表でチームメートだった。村田は大学卒業後に横浜、巨人で活躍しプロの第一線で活躍したが、平石監督代行はトヨタ自動車を経て楽天入りするも、11年限りで引退。指導者としての道を歩み始めて、今年6月からは監督代行に就任した。

 「寂しいですね。まだまだやれる力は全然あると思う。去年までのシュウの姿を見ていたらまだやれても全然おかしくない。いろんな思いがあると思う。魅力ある選手。厳しい世界ですね。やりたくてもやれないのがこの世界。誰もが迎えるところなのでなんとも言えないですね…」

 独立リーグでプレーする村田の姿は、感慨深いものだった。この日の会見でもあえて「引退」の言葉を封印。平石監督代行は村田へ「最後までシュウらしくやって欲しい。独立リーグにも刺激を与えてると思うし、シュウも力をもらってるかもしれない。(村田の)人生のプラスになると思う」とエールを送っていた。

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