【日本ハム】主砲・中田のサヨナラ打で今季最多の貯金13
スポーツ報知

◆日本ハム8x―7ロッテ(1日・帯広)
日本ハムは、1点を追う9回1死一塁から、近藤が右翼への適時三塁打を放って同点に追いつくと、続く4番・中田が三塁線を破るサヨナラ打を放って2連勝。貯金は今季最多の13となった。
前日7月31日の同戦(釧路)では、初回に打者15人で1イニングの球団最多記録となる11安打の猛攻で一挙10得点。今季最多の14得点を奪った。この日は、7回まで打線が4安打1得点に封じられ、8回攻撃前には1―7とリードされていたが、8回は代打・杉谷の本塁打、中田の適時打、レアードの3ランなどで5得点。一気に流れを引き戻すと、9回は主軸の連打で試合を決める劇的な幕切れとなった。
中田はサヨナラ打を含む3安打3打点の大暴れ。お立ち台では「なんとかチームのために打ちたいと思っていた。(9回の打席は)無我夢中だった。打った瞬間『抜けてくれ』と思いました」と笑顔を見せた。
2日連続の激勝に、栗山監督は「結果的に一つの勝ち負けが大事な時期なので、みんな最後まで諦めないでよく勝ちきってくれたと思います」とナインの奮闘をたたえていた。