【楽天】田中、8回にプロ初1試合2発となる予告同点弾

スポーツ報知

◆オリックス―楽天(1日、京セラドーム大阪)

 楽天・田中和基外野手(23)のこの試合2発目となる同点の11号ソロが飛び出て、試合を振り出しに戻した。

 3回に10号ソロをバックスクリーンに運んだ田中。1―2と1点を追いかける8回に、2番手・近藤の初球だった145キロを右翼席に運んだ。3回の本塁打を放った際に「試合はまだ続くのでもう1本打てるように頑張ります」と謙虚なコメントをしていた23歳が、宣言通りに大仕事をやってのけた。

 0―1の3回1死走者なしでは、アルバースの初球、高めの135キロを振り抜くと、打球はセンターバックスクリーンに飛び込んでいった。自身初の2ケタ本塁打に乗せた田中は「打ったのはツーシームです。10号は嬉しいです。でも、試合はまだ続くのでもう1本打てるように頑張ります」と謙虚に振り返った。

 楽天の生え抜き選手の2ケタ本塁打は17年の茂木(17本)、島内(14本)に続き3人目。チームの日本人では今季最速での10号となった。田中は、今季の第1号が5月26日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。5月下旬からレギュラーに定着し、約2か月で本塁打を量産し、節目の2ケタに乗せたばかりだった。

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