【ソフトバンク】育成ドラフト出身の大竹が快挙の初勝利

スポーツ報知

◆西武6―14ソフトバンク(1日・メットライフドーム)

 ソフトバンク・大竹耕太郎投手(23)が8回5安打2失点でプロ初勝利をマーク。育成ドラフト出身でプロ初登板初先発で初勝利を挙げた初めての投手となった。「素直にうれしく思います」と初々しく喜んだ。

 「2軍でやってきたことをここで表現することしか考えてなかった。緊張はしなかった」。初回2死一塁で山川に2ランを浴びたが失点はこの2点のみ。MAX142キロの直球と「楽天の辛島さんや塩見さんの投球をみてイメージしていた」というチェンジアップに100キロ台のカーブも交え、的を絞らせなかった。早大時代はメットライフから近い埼玉・所沢キャンパスで学んだ。「授業の合間にこの辺りをランニングしていた。懐かしいです」と振り返った思い出の地でプロの第一歩を刻んだ。

 工藤監督は「期待以上。次も投げてもらいます」と次回登板を確約。台所事情の厳しいタカ投手陣の救世主になる。

野球

×