【ロッテ】涌井、2軍調整へ…小林コーチ「本来の姿ではないかなという判断」

スポーツ報知
7月にZOZOマリンで練習する涌井

 ロッテ・涌井秀章投手(32)の出場選手登録抹消が9日、決まった。今季はここまで18試合で5勝7敗、防御率3・90。クオリティースタート(6回以上自責3以下)は11試合をマークするなど、先発ローテとしての役割は果たしてきたが、本来のパフォーマンスが発揮出来ていないとの理由でファーム調整に入る。

 小林投手コーチは8日の練習後に涌井が井口監督ら首脳陣と話し合いを行ったことを明かし、「(状態は)悪くはないけど、本来の姿ではないかなという判断。本人と話をしてちょっと離れた方がいい練習ができるんじゃないかとなった」と説明。最速で10日後の再登録も可能だが、「期限を決めてしまうと再調整の意味がなくなってしまう」と、あえて“無期限”で調整期間を設けるとした。

 「(けがなど)どこかが悪いわけではないので、ゲームに投げながら、しっかり投げるところは投げて(調整)してもらう。いい軌道修正になるんじゃないかなというタイミング。これから10年以上現役してもらわないといけないんですから。8月後半から9月に入って絶対に必要になってくる」とエースの“完全復活”に期待を寄せ、送り出した。

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