【ロッテ】今秋ドラ1候補に大阪桐蔭・藤原ら 林球団本部長「非常に魅力的な選手」

スポーツ報知

 ロッテの今秋ドラフト1位候補に大阪桐蔭の藤原恭大外野手(3年)が挙がっていることが11日、明らかになった。前日10日に大阪市内でスカウト会議を行い、指名候補約120人をリストアップ。1位指名候補は12~13人に絞り込んだ模様だ。

 林信平球団本部長は「非常に良い選手ですね。他球団もそう思っているでしょうが、非常に魅力的な選手。足も速いし、打つのもいいし、肩もいい。野球の要素を兼ね備えた選手。1位候補には当然、挙がっています」と、高校NO1外野手との呼び声が高い好素材をベタ褒めした。

 林球団本部長は続けて「次の世代に向けて若い外野手が必要になってくる。井口監督がやっている足を使った攻撃がチームのテーマ。それにかなった選手の指名を考えていきたい。1位は将来、日本代表に選ばれたり、オールスターのファン投票で1位になるような力のある選手、才能豊かな選手を選んでいきたい」と説明した。チームの現状では外野陣の平均年齢が上がっていることもあり、補強ポイントとなっている。

 この他にも東洋大の上茶谷大河投手(4年)、梅津晃大投手(4年)と甲斐野央(ひろし)投手(4年)ら即戦力投手らも1位候補に挙がった。林球団本部長は「ここ数年は即戦力に絞って取っていたが、今年は7~9名くらい高卒、大卒、そして社会人と投手も野手もバランスよく指名していく方針は変わらない」と今秋のドラフト会議を見据えた。

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