【中日】ボイメンの“ダンガミ”無敗神話崩壊…4点差一時逆転も7戦目ついに

スポーツ報知

◆中日7―8ヤクルト(11日・ナゴヤドーム)

 中日の“勝利の男神(ダンガミ)”神話が、ついに崩壊した。

 今季ナゴヤドーム最長の4時間21分ゲームは、徒労だけを残して幕を閉じた。先発の小笠原は初回いきなり4失点。しかし打線は初回に2点、2回に1点を返し、3回に松井雅の2点打で逆転した。7回に一度は追いつかれたが、その裏に平田の適時打などで勝ち越しに成功。しかし2点リードの8回に登板した又吉が4連打を浴びて逆転を喫した。その裏、無死一、三塁のチャンスを生かせず、9回の攻撃も3者凡退。借金は今季最多の12に逆戻りした。

 ダンガミの神通力も届かなかった。この日の試合は東海テレビ(東海ローカル=フジテレビ系)で中継され、東海地方のご当地男性アイドルユニット「BOYS AND MEN」(ボーイズ・アンド・メン=以下ボイメン)が副音声で出演。ボイメンが同局の中継に登場すると、前回まで6戦6勝。この日も、序盤の逆転劇で「さすがボイメン」と思わせたものの、ついに連勝が止まった。

 それでもメンバーの水野勝(27)が「勝利の女神ならぬ“ダンガミ”として、僕らのファンも盛り上がっている。ガチガチのドラゴンズファンの方も『ボイメンありがとう!』と言ってくださるようになった」と力説するように、竜党にもボイメン神話は定着している様子。辻本達規(27)も「不思議と楽屋で中継を見てると負けるんですが、球場では必ず勝つ。来るときはワクワクしています」。これでも7試合6勝1敗。次回からの“神話復興”を誓っていた。

 ◆ボイメンが東海テレビの中継に出演時の中日(すべてナゴヤドーム)

 ▼4月10日 対ヤクルト 3―0 柳がプロ初完封勝利
 ▼4月30日 対DeNA 3―1 松坂が移籍初勝利
 ▼5月15日 対広島 10―4 R・マルティネスが来日初勝利
 ▼6月9日 対ソフトバンク 3―0 ガルシアが人生2度目の完封勝利
 ▼6月29日 対巨人 4x―3 2点を追う9回に5連打で逆転サヨナラ
 ▼7月7日 対ヤクルト 3―0 鈴木博がプロ初セーブ
 ▼8月11日 対ヤクルト 7―8 一時は4点ビハインドをひっくり返したが、終盤に打ち負けて逆転負け

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