【楽天】茂木、延長12回にプロ初サヨナラ弾「素直にうれしいですね」

2018年8月13日6時0分  スポーツ報知
  • 12回1死一塁、茂木(右から2人目)がサヨナラ2ランを放ち、手荒い祝福を受ける

 ◆楽天3x―1西武=延長12回=(12日・楽天生命パーク)

 最高のウォーターシャワーだった。プロ初のサヨナラ打となる7号2ランを放った茂木は、本塁を踏むともみくちゃにされて表情も緩んだ。「素直にうれしいですね。勝負を決める一振りになってくれてよかった」。延長12回1死一塁、4時間超えの大熱戦に終止符を打った。

 苦しんだからこそ、ホッとした気持ちも大きかった。プロ3年目。オフに右肘の手術をした影響で、打率は2割台前半に沈んだ。平石監督代行も「あれだけのポテンシャルを持っている選手はなかなかいない」と素質を認め、6月に指揮官に就任後も我慢して使い続けてきたが、4日のロッテ戦(楽天生命)で先発を外れた。その日の練習中、平石監督代行に呼ばれ約10分間話し込んだ。「ミスをした時の気持ちの整理の仕方とかをアドバイスしてもらいました」。強気で立ち向かうことを厳命された。

 本塁打を放った斉藤大は桐蔭学園高の2年後輩で、東京六大学では早大(茂木)と明大に分かれて戦った。「高校時代は頼もしい後輩で、大学時代は苦しめられた。先輩の意地を結果で見せられてよかった」。攻めの姿勢を貫いたフルスイングで、平石政権下初のカード3タテを阻止。価値ある一発が、茂木の完全復活につながるはずだ。(安藤 宏太)

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