【ソフトバンク】長谷川勇が２発４打点　内川不在の穴を埋める

◆ソフトバンク―楽天（１５日・福岡ヤフオクドーム）

　ソフトバンク・長谷川勇也外野手（３３）が２本のアーチを描き、４打点の大暴れだ。内川が試合前練習で体調不良を訴えたため、急きょ決まった８月２日の西武戦（メットライフ）以来のスタメン出場で期待に応えた。

　１点ビハインドの２回無死一塁で古川のチェンジアップを捉え右翼席中段へ逆転３号２ラン。「体がうまく反応してくれた。先制されて早いうちに逆転できてよかった」。６回無死一塁からは４号２ランを右翼テラス席へ運び古川をＫＯ。お役ご免とばかりに７回の守備から交代した。

　この試合が６試合目のスタメン出場。主に代打の切り札を任されている今季、打席に向かう際の心構えは「一撃必殺、一球入魂」。１３年には首位打者も獲得した打撃職人が、見事にカバーした。