【阪神】原口の執念打も実らず自力V消滅

スポーツ報知
4回途中に降板する阪神・才木

◆阪神4―6広島(15日・京セラドーム大阪)

 阪神は4点を追う9回2死二、三塁、代打・原口が2点タイムリー。今季代打で35打数18安打(打率5割1分4厘)となった。切り札の執念の一打の後、糸井も四球で2死一、二塁。ロサリオに一発出れば逆転サヨナラだったが、中崎の甘いスライダーを仕留めきれずに遊ゴロに終わった。

 試合後の金本監督は最後の場面を振り返り、「なかなか、そう、うまくは」と淡々。先発の才木が4回に押し出し四球で降板するなど、4回途中4失点で試合をつくれなかったのが響いた。指揮官は6敗目を喫した19歳の右腕について「技術不足か。いいもの持ってるのに…。いろいろ原因はあると思うけれど、ストライク欲しいときに取れるぐらいにならないと。警戒しすぎてもいけないし…」。再び自力Vが消滅し、広島に優勝マジックの点灯を許した。

 原口は桧山の持つシーズン代打安打の球団記録「23」にあと「5」となった。

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