【中日】小熊、母校・近江から「刺激をもらって」8回1失点で2勝目

スポーツ報知
中日の小熊

◆中日5―1DeNA(15日・ナゴヤドーム)

 中日は、小熊の8回1失点の好投で連敗を3で止めた。

 立ち上がりから最速148キロの直球のキレが良く、得意のカーブも要所で決まった。2、3回にそれぞれ2点の援護をもらうと、10奪三振を奪い7回の1失点だけで2勝目を挙げた。「勝てて良かったです。うれしいです」とお立ち台でほほ笑んだ。

 母校の近江高が甲子園で16強入り。勝ち残る後輩の雄姿を、時間を見つけてはテレビなどで観戦してきた。「刺激もらってますね。初戦で智弁和歌山を倒して。力をもらおうかなと思って見ています」と目を細めた。

 8回まで105球と完投も期待されたが、バテたために自ら降板を申し出た。森監督は「彼らしい。それじゃ今後困るんですが」と苦笑いだったが、朝倉投手コーチは「限界だったんでしょう。(2勝目は)うれしいですよ」と評価した。

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