【広島】またDeNAに3連発被弾…マジック消滅

スポーツ報知

◆DeNA7―5広島(17日・横浜)

 1年前の悪夢がよみがえった。同じ3点リードの9回に3連発を浴びて逆転サヨナラ負けを喫した昨年8月22日以来の3者連続被本塁打で逆転負け。8回無死満塁から3発を浴びた一岡は「ああいう流れを止めるのが仕事なのに…。こういう結果になって申し訳ない」とうなだれた。

 昨年のその試合で3連弾の1発目となる2ランを筒香に許した野村。この日も8回の先頭から3連打を浴びて降板し「コントロールしきれなかったことが悔しい」と肩を落とした。緒方監督は「ビッグイニングには気を付けていたが、継投のタイミングがうまくいかなかった自分の責任」と厳しい表情を浮かべた。

 ヤクルトが勝利したため、15日に「32」で点灯した優勝マジックは1つも減らぬまま、2日で消滅した。昨年8月のハマスタ3連敗でもマジックは消え、DeNAにリーグで唯一負け越し。その苦手意識からか、CS最終ステージでも苦杯をなめ、日本シリーズ進出を阻まれた。首位独走状態に変わりはないが、昨年と同じ屈辱を受けるわけにはいかない。(種村 亮)

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