【中日】山井、チーム5年ぶりイニング3被弾「修正できず…」連勝3で止まる

スポーツ報知
3回1死、長野に左越えソロを浴びた山井

◆巨人10―0中日(18日・東京ドーム)

 中日の山井大介投手(40)が3回に3発を浴びて3回途中5失点でKO。6敗目(3勝)を喫して、チームの連勝が3で止まった。

 悪夢を見ているようだった。両軍無得点の3回1死一塁で、まずはマギーへのスライダーが高く浮いた。打った瞬間それと分かる2ランが左中間席に突き刺さった。岡本に四球を与え、続く阿部にも高め直球を完璧にとらえられた。2ラン2本であっという間に4失点。さらに長野にも、真ん中の直球を左中間のビッグスポンサーボードまで運ばれる特大ソロを浴びてノックアウト。今季最短の2回1/3でマウンドから引きずり下ろされた。

 先発で2回1/3でのKOは、会沢に頭部死球を与えて危険球による退場処分を受けた2015年7月12日の広島戦(ナゴヤドーム)の2回0/3での降板以来の短さだった。不惑のゴーグル右腕は「修正することができませんでした…」と、うなだれるしかなかった。

 7月20日のヤクルト戦(神宮)で山田哲に2発、川端に1発の計3発を浴びている山井だが、イニング3発は自身初の屈辱。中日投手のイニング3被弾は、2013年6月12日の西武戦(西武ドーム)でブラッドリーが6回、栗山、浅村、スピリーに本塁打を献上して以来となった。

 また、浅尾が岡本に2ラン、福谷が陽岱鋼にソロを浴びて、チームは計5被弾。2015年8月22日のヤクルト戦(神宮)で浜田達が比屋根と山田にソロ、小熊が畠山に3ラン、朝倉が山田に2ラン、山本雅が山田に3ランの計5本塁打を浴びて以来の“大盤振る舞い”となった。

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