【ソフトバンク】ミランダが来日初登板初先発で初勝利

スポーツ報知
初登板で初勝利を挙げ、工藤監督(左)に祝福されるミランダ

◆オリックス2―7ソフトバンク(18日・京セラドーム大阪)

 上々の来日初登板初先発だった。5点リードの6回。ミランダは、1死から中島をチェンジアップで空振り三振に仕留め、救援に後を託した。4人が無失点でつなぎ、「自分の野球人生の中で、とても大事な1日になった」。7月に加わったキューバ人左腕は、記念球を手に満面の笑みを浮かべた。

 メジャー通算13勝の実力を見せた。140キロ台後半の直球に、同じ腕の振りからチェンジアップ、スプリットを織り交ぜた。失点は4回に吉田正に許した2ランのみ。無四球と制球も光り「打者に積極的に投げられた」とうなずいた。福岡市内の自宅では毎日、夫人がキューバ料理でサポートする。日本食ではすしと焼き肉が好物で、休みの日はお気に入りの店を探して、家族で出かけているという。

 4カード連続勝ち越しを決め、2位・日本ハムに3・5差に迫った。「うちは勝っていくしかない」と工藤監督。新戦力も加わり、逆転での連覇へ、さらに猛追する。(嶋田 直人)

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