【ロッテ】“疑惑の判定”はねのけ今季初6点差逆転勝利

スポーツ報知

◆楽天7―8ロッテ(19日・楽天生命パーク)

 ロッテが“疑惑の判定”をはねのけ、今季初めて6点差からの逆転勝利を成し遂げた。

 0―1の3回無死一、二塁で今江のフライの打球を巡って試合が約10分間中断した。一度は一邪飛として「アウト」の判定が下ったが、楽天側が打球が地面についたと見て「ファウル」と指摘。審判団が協議の結果、判定が覆り試合が再開された。その後、島内に2点二塁打を浴びるなど、この回4失点。流れは楽天側に傾き、7回終了時には0―6と大差がついた。

 それでも8回に打者8人で3点を返し、9回に鈴木の同点打、根元の決勝適時二塁打など打者10人の猛攻で5点を奪って死闘にケリをけた。

 V打の根元は「今年は監督、コーチの『最後まで諦めるな』という教えが浸透している。ベンチも負けるという雰囲気がなかった」と勝利に至った経緯について力説。井口監督は「最後はしっかりとみんながつないでくれた。6点差を逆転して勝てたのは力がある」とナインを称賛した。

 最高の形で2カード連続勝ち越しを決め、21日からは首位・西武との3連戦に挑む。

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