【西武】浅村2発で同僚・山川に並ぶ打点リーグトップタイ「最高っす」 2位に6・5ゲーム差

スポーツ報知
7回1死、浅村が逆転満塁本塁打を放ち、ナインに迎えられた

◆西武7―4日本ハム(19日・メットライフドーム)

 体に染み付いたフルスイングが148キロのクロスファイアを粉砕した。浅村がこの日2発目を最高の場面で繰り出した。1点を追う7回1死満塁、公文から左翼へ25号逆転満塁弾。2発5打点で山川に並ぶリーグトップの92打点とした主将は「完璧じゃないですかね。最高っす」と自画自賛した。

 「強く振る」。大阪桐蔭時代の西谷監督の教えを胸に刻む。3ボール1ストライク。押し出しでも同点だったが、「真っすぐ一本、思い切って」と迷わずマン振りした。春夏連覇を狙う母校は20日が準決勝。「変な姿は見せられない」と先輩の意地で大阪桐蔭仕込みのフルスイングを披露した。

 連夜の逆転勝利で2位の日本ハムとは今季最大6・5差と突き放した。辻監督は「中途半端なことはしないのが浅村の魅力」と最敬礼。「キャプテンは大変だよ。相手の中田もそうだけど、(主将としての)成長がチームの強さにつながっている」と分析した後、「あまり言うと大阪桐蔭の監督みたいになっちゃう」と笑いを誘って会見を締めた。

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