【阪神】岩貞“サイクル男”中日・平田封じへ「何とか抑えたい」

スポーツ報知
ナゴヤドームで行われた投手練習でノックを受ける岩貞(中央)

 阪神・岩貞祐太投手(26)が20日、16日にサイクル安打を達成した中日・平田斬りに意欲を示した。

 21日の中日戦(ナゴヤD)に先発する左腕は、ナゴヤドームで行われた投手指名練習に参加し、約2時間汗を流し最終調整した。平田は、14日から1番打者として6試合で24打数16安打(打率6割6分7厘)と絶好調。チームの勝利には避けて通れないスラッガーに「打率も高いですし、まずはそこを抑えていかないとピンチが広がっていくと思うので集中して何とか抑えたい」と闘志を燃やした。

 今季、平田には6打数3安打と相性は良くないが、前回登板した14日の広島戦(京セラD)では7回3失点と粘投。「前回はカウントを整えていくことができた」と振り返り、「(ストライクゾーンに)集めすぎず、状況によってどういうボールから入るか考えながらやっていきたい」と6勝目を狙っていく。

 香田投手コーチは「先に点をやらない。点を取られても最少失点で抑えるのがポイント。1、2番の出塁を何とか抑えて、得点力を落とすというか。そういうのが大事になる」と、ヤクルト3連戦全てで初回失点を許している先発投手陣に奮起を促した。

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