【阪神】金本監督、初回3失点の岩貞に怒!「作戦は立てられませんよ」

スポーツ報知
打線が沈黙し、元気のない金本監督

◆中日4―1阪神(21日・ナゴヤドーム)

 せっかくの計画が“絵に描いた餅”に終わった。「いきなりドンと3点では…。作戦は立てられませんよ、確かに」と金本監督が嘆いた。9回に糸井の15号ソロで完封負けを免れるのがやっと。「京田に打たれたのが敗因でしょう。すべてでしょうね」。厳しい言葉は、初回3失点の先発・岩貞に向けられた。

 「足でかき回したいのがあったからね」。相手の先発左腕・ガルシア攻略の糸口はトップバッター。チームで唯一、全試合出場を続けている糸原に代わり、ここまで15盗塁の両打ち、植田を起用した。走者を出せば球威、制球ともに落ちると判断したが、3回を終えて4点を追う展開。9安打を放ちながら、バントやエンドランと緻密に采配ができず、指揮官は「なかなか付け込めなかった」とお手上げ状態だった。

 チームはナゴヤDで5連敗し、ガルシアにも3連敗と苦手意識が出てきた。4位は変わらず、CS圏内まで2ゲーム差。投打の修正は急務だ。(長田 亨)

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