【楽天】島内、16戦連続安打&連続試合出塁「20」

スポーツ報知
6回2死一、二塁で左前適時打を放つ島内

◆楽天1―3オリックス(22日・楽天生命パーク)

 楽天は22日、オリックス戦(楽天生命)に敗れ連勝はならなかった。「3番・左翼」でスタメン出場した島内宏明外野手(28)は、6回に1点差に迫る左前適時打。4日のロッテ戦(楽天生命)から続く連続試合安打を、「16」に伸ばした。

 外の直球に合わせるようにバットを出すと、打球は左前で弾んだ。2点を追う6回2死一、二塁、粘りに粘ったフルカウントからの9球目だった。オリックスの先発・山岡の外角144キロを左前適時打。「粘り強くいくことができましたね。ピッチャーとのタイミングが合っていたので、いけるかなと」とうなずいた。

 前半の“借り”を返している。右脇腹を痛め、4月中旬から約2か月の離脱。16試合連続安打と好調を維持しているが「全試合に出ていたらしんどかったと思うけど、けがでリフレッシュしている。もっともっとこの時期に頑張りたい。しんどいですけど、スイングはしっかりできている」と淡々と語った。

 7月31日のオリックス戦(京セラD)から継続する連続試合出塁は、「20」に到達した。「どっちかというと連続出塁の方が価値があると思う」と言う不動の3番打者。シーズン終了まで、継続して力を発揮していく。(山口 泰史)

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