【楽天】アマダー処分に異議申し立て 禁止薬物摂取で6か月の出場停止処分受け 

スポーツ報知
楽天・アマダー

 楽天は22日、ジャフェット・アマダー内野手(31)が禁止薬物の摂取で19年2月8日まで6か月の出場停止処分を科された処分に対して異議申し立ての手続きをとったと発表した。

 安部井寛統括本部長(44)は「本人は、どうやって摂取したかが分からないという状況。裁定に不満と言うよりもなんでこうなったのかをもう少し調べたいというところがあった」と説明。検査結果や処分に対しては一定の理解を示していると言うが、意図的な摂取には身に覚えがなく、この日が期限だった異議申し立てをすることになった。

 今後は9月4日までに弁明の機会が与えられ、その日から30日以内(土日祝をのぞく)にNPBアンチドーピング委員会が裁定について再検討するかを決める。安部井本部長によるとアマダーは「利尿剤を意図的に飲んでいる意識は全くない」と訴えているという。

 アマダーは6月13日の中日戦(楽天生命)後に尿検体を採取され、いずれも利尿作用があるクロルタリドンとフロセミドが検出された。今月9日にNPB処分を科していた。

 楽天は再発防止へ向けてこの日2軍でアンチドーピング講習を開き、23日には1軍でも実施する。

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