【中日】ビシエドの劇打で今季5度目のサヨナラ勝ち! 実はすべて吉見の先発試合
スポーツ報知

◆中日4×―3阪神(23日・ナゴヤD)
中日はビシエドの劇打で、今季5度目のサヨナラ勝ちを飾った。
3―3の9回1死一、二塁で、ビシエドが藤川の初球を右前にはじき返した。前の打席の7回1死一、三塁では三ゴロ併殺打。その影響もあり、9回は前の打者の大島が申告敬遠された。「言いにくいけど、向こうの戦術だから。いつも以上に落ち着いて打席に入った。絶対に取り返そうと思っていた。いいところで打てて、本当に、本当にうれしい」と興奮を隠せなかった。
吉見は5勝目こそ逃したが、粘投で7回3失点と先発の役目を果たした。実は、今季5度の劇勝はすべてベテラン右腕の先発試合。「知らなかった。毎日投げさそうか。(登板した次の試合が9戦9勝の)松坂と」と森監督の口も滑らかだった。