【ロッテ】中村、チーム7年ぶり30盗塁「こんなに走れるとは…」

スポーツ報知

◆ソフトバンク7―0ロッテ(29日・ヤフオクドーム)

 ロッテの中村奨吾内野手(26)が8回に二盗を決め今季30盗塁に到達しリーグ2位タイに浮上した。チームでは2011年の岡田(41個)、伊志嶺(32個)以来、7年ぶりの“大台”に「こんなに走れるとは思っていなかった。失敗も多いけど、走れるのは監督とコーチが『どんどん行っていいぞ』と言ってくれるおかげ」と首脳陣に感謝した。

 今季は開幕から全112試合フルイニング出場を続ける。52四球、リーグ断トツの21死球。出塁の機会が増えたことでチャンスも広がった。カウントごとに相手の配球やクセを読むことも「多少、考えられるようになった」と手応えも感じている。

 盗塁数のリーグトップは日本ハム・西川(31個)、2位で西武・源田(30個)と並んでいる。「上の2人も近い。状況を見てですけど、走りたいですね」と初のタイトルへ意気込んだ。残りは31試合。中村の足から目が離せない。

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