【中日】小熊、またDeNA封じで5位浮上 好相性5連勝“ソトはソト”奏功

スポーツ報知
中日・小熊

◆DeNA3―7中日(29日・横浜)

 中日が小熊凌祐投手(28)の好投でDeNAを下し、1日で最下位を脱出、5位に浮上した。小熊は7回4安打2失点で今季3勝目(1敗)。DeNAに対してプロ7試合目の先発で無傷の5連勝と、キラーぶりを発揮した。

 相性の良さは「意識しないようにした」と話したが、ソト、筒香、ロペスのクリーンアップを計1安打に抑えた。特に、中日戦で猛威を振るうソトを3打数無安打に仕留めて「打席位置を見たりして(考えた)。内角の甘いところは打たれるので、外角にしっかりコントロールすることを意識した」とキッパリ。“ソトはソト”と言わんばかりの外角攻めが奏功した。

 森繁和監督(63)も「(好投?)小熊はな!」と10年目右腕をたたえた一方で、8回に1死も奪えず降板した2番手・祖父江や、9回に3四死球を与えた佐藤らには苦言を呈していた。

 ★小熊のDeNA戦先発成績

 ▼15年5月2日(ナゴヤD)6回1失点、勝敗つかず(プロ初先発)

 ▼同年8月26日(横浜)7回1/3、3失点、勝利(先発でのプロ初勝利)

 ▼同年9月1日(ナゴヤD)3回5失点、勝敗つかず

 ▼16年4月6日(ナゴヤD)9回無失点、勝利(プロ唯一の完投、完封)

 ▼同年4月28日(横浜)7回2失点、勝利

 ▼18年8月15日(ナゴヤD)8回1失点、勝利(自己最多10奪三振)

 ▼同年8月29日(横浜)7回2失点、勝利(自己最多タイ10奪三振)

 (通算7試合5勝0敗、防御率2.47)

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