【DeNA】東 16イニング連続無失点で9勝 新人王一直線

スポーツ報知
好投するDeNAのルーキー・東

◆DeNA4―1中日(30日・横浜)

 DeNAの東克樹投手(22)が30日の中日戦(横浜)で7回4安打無失点に抑え9勝目を挙げた。新人王レースは独走中で目標の2ケタ勝利にも王手をかけた。

 安定感は抜群だった。チームは序盤に失点を重ねそのまま負けるパターンが多い中、新人左腕は違った。初回を3者凡退に抑えると2回は好調のビシエドに左前安打、しかし続くアルモンテを三振併殺(二盗失敗)に抑え3回を打者9人で仕留めた。

 140キロ台後半の直球とチェンジアップを中心の投球がこの日もさえわたった。5回、連打で無死一、二塁。進塁打で1死二、三塁としたが、福田、大野奨を連続三振。6、7回も危なげなく3人ずつで抑えた。東は「初回を3者凡退で抑えられたことで、リズムに乗れました。積極的に打ってくる打者が多かったので、初球の入り球を特に意識しながら、低めにしっかりと集めることができたと思います。次回登板までの期間、先頭打者を抑える気持ちを持ち続けて練習に取り組むことと、コンディション調整もしっかりとしていきたいです」とコメントした。

 これで17日の広島戦(横浜)の6回から16イニング連続無失点。新人王は決定的となっている。

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